海の環境改善に必要な鉄デバイスについて
宝島技術の鉄デバイスは海水に鉄を溶かし、海水中に鉄分を増やす海のサプリメントを作り出す安全な環境改善技術です。
なお、必要な時、必要な場所に薬品もエネルギーも使用しないで炭、鉄、腐葉土等どこでも自給できる材料で鉄を持続的に供給できます。
鉄デバイスの特徴
効果を発揮する期間(可使時間)が制御可能。
鉄デバイスの鉄材は、交換不要。
鉄デバイスは、安全な材料。使用期間以降は回収不要。
SDGsに向けた鉄デバイスのこれから
持続可能な開発のため
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
SDGsは発展途上国だけでなく、先進国自身も取り組むユニバーサル(普遍的)なものです。日本としても積極的に取り組んでいます。
貢献するSDGs
さらに、鉄デバイスは、目標6「安全な水とトイレを世界中の人に」の「すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する」ものです。
鉄デバイスは、持続可能な開発ゴールズSDGsの達成に貢献し、100年後の未来まで豊かな海をまもります。(宝島SDGs図参照)
株式会社宝島技術は、SDGsの達成に向かって日々前進してまいります。
養殖事業
鉄デバイスは、海水中の鉄濃度および植物プランクトンおよび動物プランクトン量を増加します。
鉄デバイスは、牡蠣の成長を促進し、殻付き重量、むき身重量が増加します。牡蠣のむき身中の鉄及び亜鉛含有量は増加します。グリコーゲン含有量も増えます。
鉄デバイスは、アサリや赤貝等の貝類の成長を促進します。
鉄デバイスは、海草・海藻等の成長を早め、藻林を形成します。淡水では水草を繁茂します。磯焼け対策に効果を発揮します。
牡蠣養殖イカダに鉄デバイスを吊り下げると、海水中の鉄濃度が高まり、牡蠣の餌となるプランクトンが増えます。牡蠣のむき身重量は20~200%程度増加します。
牡蠣の旨みの源のグリコーゲン含有量も増加し、美味となります。
牡蠣の成長促進比較(右:鉄デバイスあり、左:鉄デバイスなし)
水質浄化事業
鉄デバイスは牡蠣成長促進、プランクトン繁殖、海藻・海草繁茂、魚介類成長促進だけでなく、水質浄化、排水浄化にもチカラを発揮します。
工業・農業 排水浄化
生産活動で副生した排水は、リン、窒素、COD 成分を含んでいます。さらに、においや色がついている場合もあります。 鉄デバイスは、排水中のリンはもとより、窒素およびCOD成分を除去し、排水を浄化します。さらに、畜産排水特有の色、においも低下します。 各種工場からの廃水にも対応可能です。使用する鉄デバイスは、現在困っている、悩んでいる排水現場の排水量、汚染度に対応できる種々の方式があります。
畜産排水浄化装置
洗浄槽の水質悪化防止
例:金属の表面処理工場
水質浄化
鉄デバイスは、環境水の汚染源の一つであるリンを除去します。
汚染されアオコが発生した緑色の水面は、鉄デバイスのチカラで水質浄化され、快適な水辺環境が誕生し環境水の透明度が高まります。快適な水辺環境が誕生します。
鉄デバイスによるアオコ発生池水の浄化(池水 10L、20分間)
海産物養殖
鉄デバイスによる昆布繁茂(設置2015年2月26日、撮影2015年7月27日)
鉄デバイスの有無によるプランクトンの増加状況